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ラベルを貼ることの危険

数十年前には、精神医学的症状のある患者には、「統合失調症」「抑うつ神経症」「妄想性人格」といった1つのラベルを貼っていた。

しかし、このような診断的取り組みは抗議された。 つまり「複雑な問題を持っている人間をそのような狭い箱にどうやって押し込むことができるのか」と。

その後は、臨床家は何も残さないように、適応可能な診断の全てを当てはめるようになった。が・・。 「それで、いったい自分の何が問題なのだろうか?」と。
その後、精神医学的診断の分類体系は、ずっと批判を受け続けてきています。

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適切な治療のために、
 注意深い診断は、より深い理解より良い治療のために必要なのです。

自己理解は、「自分の発達」を知り、今ある自分という人間にどのようにしてなってきた
 かを理解すること。ここから得られるのです。

トラウマ体験は、有害な外的環境の影響や気質的な脆弱さと相互に絡み合っています。
 ほんとうに複雑な影響を与えうるのです。

日常的な時間の中で無意識に行われてるラベル貼り

「ラベルを貼る」という行為は、日々刻まれる時間の中で行われています。

例えば、
・相手を「馬鹿」にしたり「嫌い」などの思いを持っていると・・、
・噂話が耳に入り、疑問を抱えていても・・、、
また、
・「大声をだす」から、コワイとか。
・「ソワソワして、落ち着きがない」から、ウザイとか。
・「何を考えているのか分からない」から、ヤダとか。

などと、その人を、バカ・キライ・コワイ・ウザイ・ヤダなどというラベルを貼ってしまうと、 意識したり無意識でも、そのラベルを通して観てしまいます。
例えば、サングラスをかけて料理をみつめたら、おいしい料理も不味く見えてしまうように、 その人が持っている「本来の姿を見逃し」てしまうのです。

ラベルは不要です、あなたの目を信じてその人の本来の姿を観て頂きたいです。

注意深い診断(観察)が必要

トラウマに犯されていなくても、日常生活場面で「ラベルを貼る」ことが多くあると思います。 これは、とてももったいないことです。

例えば、子育て中の親が我が子について、
「この子は、○○だから、しかたないのよ。」なんて、発する。

  これは、親の視線が修正されず、子供は親がそう思っていることを知り、
  それ以上のことをしない。つまり、お互いが成長できないのです。

これは、とてももったいないことです。
つまり、ラベルを通して観る事で本来その人が持っている良さや可能性を引き出す事ができない。
お互いが成長するには、ラベルを貼らずに注意深く見ることなのです。

それには、まず、自分を好きになること。
もしも、キライならば、どうすれば、好きになれるのか
そして、私ならできると信じることです。

一緒にスタートしましょう。
よろしくです。

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