虐待を知っていた児童相談所は一時保護をするのに解除する。なぜ何度も親と会い、虐待を認定しているのに・・解除するのだろうか? 問題はこの流れにある、と思う。

■ 虐待死/Newsの分析/しつけと称する虐待

2018年3月4日に起きた目黒区の衝撃な事件、記憶に新しいと思います。
虐待死5歳女児、ノートに書き残されたメッセージ』連日Newsにて流れていました。

このような虐待死が、二度と起こらないことを願って、考えてみたいと思います。_(._.)_

事件の要点/目黒区に引っ越してくる前に、

2016年、  香川県に住み母親は父親と再婚。女児は元夫との間に生まれた子ども。
2016年8月、周辺住民の通報にて、児童相談所(子ども相談センター)が虐待を認知した。

2016年9月、母親と父親との間に、長男が生まれて、4人家族となった。

2016年12月25日、パジャマ姿の女児が裸足で、自宅の外に放置されていた。       周辺住民が発見し通報、児童相談所は一時保護した。
      この時の医師の診断は、日常的な虐待を指摘。

2017年2月、親子面談を経て、一時保護は解除
2017年3月、女児が再び家の外に放置。2度目の一時保護。両親は暴行を否定

      この時の女児の身体には、唇・両膝・腹部に傷やアザがあった。
      また、児童相談所の心理士に、当時4歳の女児が言った言葉は、
        「パパ、ママいらん」「おもちゃもあるし、家に帰りたい」

2017年7月31日、両親への指導措置付きで、2度目の一時保護を解除
      解除後の女児は、定期的に市の児童センターや医療センターを訪問。

2017年8月、医療センターの診察にて怪我発見。女児は「パパにやられた。ママもいた」
      同席していた母親は虐待を否定。一時保護に至らず。

父親は、2017年2月と5月に2度の傷害容疑にて書類送検。しかし2度とも不起訴

虐待の認知は?

香川県の児童相談所が、2016年8月~2017年8月の僅か1年の間に、何度も女児と女児の家族に関わり、虐待の認知を繰り返していた。その内容は、

  1度目は、2016年8月、周辺住民からの通報にて、児童相談所は虐待を認知。
  2度目の12月も、周辺住民からの通報。そして一時保護となった。

  女児を診察した医師は『日常的な虐待』を確認。しかし、一時保護を解除した。
  そして、女児が通っていた医療センターの診察でも、怪我を発見。

重要な発言は、
女の子の口から「パパにやられた。ママもいた。」の言葉である。
しかし、児童相談所は女児の声よりも、両親の嘘の言葉を信じて虐待の親の元へ戻す。

香川県の児童相談所は、児童虐待を明確に把握した回数は、上記の内容だけでも、5回もある。 なぜ、香川県で保護し児童虐待を防ぐことが出来なかったのか、

  また、2度の一時保護。父親の2度の傷害容疑。例え不起訴であっても、
     障害を起こしていることは事実で、児童相談所が把握できないわけがない。

それなのに、児童相談所は、子どもを守るよりも
虐待を繰り返す親の元へ子どもを戻した。まるで、子どもを見捨てるかのように・・。

これだけは、はっきり言える。

家庭内暴力がある家庭は、家庭ではなく牢獄なのです。 何の罪も犯していないのに、声を出す事も、考える事も、自由に動く事も、全てダメ、ただ指示された事だけ・・をする。

これが家庭という牢獄の正体です。加害者と被害者が、同じ屋根の下にいたならば、
加害者が圧倒的に有利です・・言葉暴力被害者をたたみ込む

加害者の元へ戻せば、被害者は・・・されるがままに耐える・・道しか無い。

私が目撃した家庭内暴力

ご主人様は奥様をバカ扱い、第三者の私がいる目の前でも、ボロクソだった。
「こいつバカだから」とか「俺がいないと、こいつは何も出来ない」などと、

それらの言葉は『奥様を洗脳するために並べている』ように・・私には聞こえた。

また、ご主人様が家にいない時、奥様と会うと・・、殴られた時に出来た傷の話になる。 「耳の鼓膜破けた」「鎖骨折った」「左目の視力失った」・・・などと、
会う度に、新しい傷をつくり、、、「病院へ行ってきた」と、報告を聞いていた。

「なぜ、離婚しないの」と、私は何度か聞いたことがあります。すると、
「あれでも、優しいのよ、私、好きなの」などの言葉を何度か耳にしました。
「あの人が怒るのは当たり前なの、あの人の言う通り、私、何も出来ないの」と。

当時、奥様は専業主婦、そして、2歳の子どもがいました。
この当時は、子どもに手を上げていませんでした、むしろ、子煩悩ぶり全開。

この家庭の様子は、外からでは虐待がある事を認知するのは難しい、たぶん気づけないと思う。 外では、家族円満の空気がいっぱい、3人でよく食事へも行っていた・・・

その後・・・確か、、、三・四年位、会わない時期があった。
当時の子どもは、中1か2、そして、下に生まれた子は5か6歳。

お母さんの思考にも変化がありました。
「私が殴られている時、下の子は私をかばってくれない」と・・・、悔しがっり。
上の子はお母さんをかばって、、お母さん以上にやられている・・・と、。

人は、環境で変わる。
そしてご主人の暴力も続行中。ご主人には『暴力を振るっている』意識はまったくない。
殴ることで、奥様や子どもを守っていると、信じている様子だった。

家庭の中で繰り返される虐待。救えるのなら、1日も早く救うべきだと思う。
慢性化する前に・・虐待を軽い、重い、重篤・・と、判断することは・・ムリ。

私が悔しいのは、一時保護しておきながら、なぜ、解除する。
解除すれば、加害者(父親)は今まで以上に・・虐待をする・・可能性が高くなる。

元の家庭に納めたいのなら、
被害者の心はもちろんですが、加害者の心もホローしなければならない。 虐待保護は、弱者の命を守るだけではない・・・だから1日でも早く加害者と被害者を引き離して、それぞれが取り組む課題をしなければならないと思う。

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