相談室・慢性ショック・心の傷・トラウマ・分析・気になるNews・心のケア・実話・家庭内暴力・児童虐待・虐待・離婚・再婚・親と子・子育て

増えるDV、保護は低調・・・、読んで、  毎日新聞2017年4月21日

夫や恋人からの暴力「ドメスティックバイオレンス(DV)」を受けた女性を保護する婦人相談所の一時保護所の入所率が、35.2%(2015年度)にとどまることがわかった。
ところが、DVの検挙数は最近10年で5倍以上に増えている

警察庁のまとめでは16年のDV検挙数は、8291件で、06年の5.4倍に達した。

死んでから対応するのは保護施設ではない、警察の仕事だ。(ムッとした)

婦人相談所・・相談員の心ない言葉

①「夫のことは空気と思えばいいじゃない」
②「腕の骨を折ったぐらいでは一時保護所には入れません」
③「あなたにも悪いところがあるんじゃないの。
       生活保護や児童扶養手当のために偽装離婚したいんでしょう」

【勝手にコメント】
③番の内容「偽装離婚後に保護費や手当をもらって生活をしていた人が逮捕」と、過去のニュース報道で知りました。確かに、悪知恵を働かせる人は・・、いなくならないのかも知れない。 でもね、本当に苦しんで、助けを求めている人が、いることを忘れないで欲しいです。
面接だけで、話を聞いただけで、判断をし、心ない言葉を浴びせる事だけは止めて欲しいです。

問題解決の道を作ることは出来ないのでしょうか・・、
例えば、被害者宅へ行き、家庭の様子を自分の目で確かめながら、加害者の方も交えて、話し合いをする・・とか。 暴力を振るう人が、“暴力だ” とは気づいていない時もあります、また、暴力を振るい始めた時こそ、第三者の力が必要なのです。

被害者にとって家庭内暴力は、“逃げ場がない”、これこそが地獄なのです。
DVに怯えている人は、助けを求める事にも、家を出る事にも、膨大な勇気が必要なのです。
被害者に寄り添い、共に、問題解決の道を模索できないのだろうか・・と・・、考えます。

※DV防止法の問題点・・は、一時保護の定義や期間の具体的な規定はない
              緊急の保護が必要かどうかは、婦人相談所が判断する

被害者支援は各自治体の裁量に委ねられ、地域格差が生まれている
婦人相談所は緊急性の判断が厳しく、保護のハードルが高い

■保護されない人の例を自治体に尋ねると、
 「病気がある人」「規則が守れない人」「身辺の自立ができない人」など。

■一時保護を断られる女性は、
 「子供の数が多い」「一定年齢以上の男児を同伴」「精神疾患や発達障害をもつ」
 (男児が敬遠されるのは女性が集団生活する場で男性にいてもらいたくない・・と。)

■実例として「退所後の生活の見通しがつかなければ、保護できない」
      「妊娠しているから、保護できない」「子供が5人いるなら、保護できない」

一時保護所への入所を断られたケース(シェルターや支援団体の聞き取りから)

  【被害女性の訴え】           【相談員の反応】
跳び蹴りされ大腿(だいたい)骨を折った「歩けないなら、集団生活が困難」
腕を骨折させられた          「初めての暴力、大目にみてあげて」
出産直後に暴力をふるわれた      「偽装DVが増え、受け入れられない」
高校生の息子を同伴したい       「子供と離れられないなら、入所できない」
DVで逮捕された夫の保釈が怖い    「家にいれば安全、保釈されたら来て」
臨月でも暴力をふるわれる       「所持金がなければ、入れない」

「命に別条はないでしょう」と、認められないケースが多い。
 生きるか死ぬかのラインでないと一時保護しない実態がある。

10年以上、現場でDV相談を受けている相談員の話

首を絞められた痕や殴られた痕がある女性は入所しやすい。 しかし、精神的に追い詰められるモラルハラスメントの場合は見た目では分からず「相談員の知識や資質によるところが大きい」

また、相談員がDV加害者に待ち伏せされたり、嫌がらせを受けたりするケースもある。
危ない仕事の割に賃金は月15万円ほど。心のケアも不十分。よって、相談員がよりよい環境で
仕事ができれば、もっと被害者に寄り添えるのでは・・・と。

【勝手にコメント】
確かに・・そうだ・・相談員の方も命がけですよね。この話で思い出しました、頼った親の言葉を「家に殴り込んできたらどうするの、出て行って欲しい」と、言われましたね。(笑)

被害者は、誰かを頼っては・・いけないのだろうか・・。 でもね、反射的に家を出てしまうので、少し時間が欲しいです。考える時間と自分を見つめるための時間が・・、必要なのです。

私の場合は、翌日この家を出て役所にて一時保護所を紹介して頂き、その後に母子寮へ。
この新聞の内容を読んでいて、私は恵まれていたのだろうか・・と、思いが流れました。

暴力を受けているあなたへお願いがあります。自分の手で収入を得て貯めて下さい、まず、ここからスタートかも知れません。 もしかして、加害者の行動が態度が変わるかも知れません、そして、被害者のあなたの気持ちにも変化が現れるかも知れません。

まずは、自立の道を歩んでみて下さい。 実は、知り合いに暴力を受けていても逃げる事を考えた事も無い人が、仕事を始めて1年が過ぎると・・家を出ました、 ご主人の元を離れて冷静になり、その後に話し合いの末に離婚をしました。

離婚を勧めているのではありません、被害を受けている方は、自立も奪われてしまいます。もっと、もっと、自分を大切にして下さい。 本気で “現状を変えたい” “安心が欲しい” と願うのであれば、自分を自分の力で育ててみませんか・・、まずは、自分の手で収入が得られる事を知って欲しいです、きっと、何かが変わる。

■ Copyright © 2017 慢性ショック・相談室 youalive.com all rights reserved ■