相談室・慢性ショック・心の傷・トラウマ・分析・気になるNews・心のケア・実話・家庭内暴力・児童虐待・虐待・離婚・再婚・親と子・子育て

HOMENews&life◆>>はじめに喪失感

■ 気になるニュース/空歩と奈七の内緒話

喪失感

 渡 哲也さんが、言葉がないと書き記した『喪失感』の単語は、
 渡瀬恒彦さんがおっしゃった『大義名分があれば楽に生きられる』の言葉が救う。

2人の言葉は『生と死』の精神を代弁したような言葉に聞こえた。
お互いがごく自然に支え合い、助け合って生きてきたのかな・・、と思えた言葉で・・す。

その前に、“喪失感” の意味は? 
自分の愛情・深い愛着の対象となっている大切なものを失った時、または、失ったと思った時に感じる苦痛なのです。失ったものへの愛情や愛着が深いほど、心のバランスを崩し、さまざまな社会への適応障害を起こしたり、心因性の体調不良になったりします。

  ※・「喪」家にこもってつつしむ礼。死者を哀悼する礼。
   ・「失」手からはなす。なくす。うしなう。うせる。うっかり誤る。

分析中?

「ねっ、喪失感を文字で表すと、たった3文字・・なのに・・」
「ものすごーく でっかくて、ずっしり 重い んだよね~ぇ。」うん
「そして・・とてつもなく・・や っ か い・・なんだ よーぉ 」うん うん

現状を否定する心は、現実の時も否定する

「えっ、難しいなぁ・・」
「人前では、平常心、平常心、つまりさ、いつものように装っちゃう・・わけ」
「そっかぁ・・、第三者の人が『取り乱していない』とか『気丈な人だ、安心したね』とか、
言うけれど・・内心は・・ぼろぼろ・・なんだね。」うん

「そういう言葉を耳にする度に、違う言葉はないのだろうか・・なんて、考えちゃう」
「空歩は・・声を掛けてもらって、“ホッとした” とか “心に残った” などの言葉はある?」

「うん、ある、『大変な事に、なっちゃったわね』と言われたとき、“心がホッとした”、というのか、分かってくれる人が居る、気を張らなくてもいいんだ、と思えた瞬間だったねぇ。」

「そうだね、いい言葉だね、なんか・・寄り添ってもらえている、と、感じられる言葉だね」
「そうなの、そうなのよ、こんなステキな言葉があるんだ・・と、感動、感激、だよ」うん

『失』からはじまると、心は『喪』に

「そういえばさ、大切な人を失う気持ち、ペットを失う気持ち、そして、大切な モノ を失う気持ち・・って・・同じ・・なのかな?」
「う~ん、そうね、相手は “人” とは、限らない・・のかもね・・」

「だよね、ペットロス・・なんて言葉もあるし、大切にしていたのに・・なくなった、捨てられた、とショックを受けるしね。 その人にしたら、とても、とても悲しいことなんだよ・・。」

「喪失感は、その人が抱く愛情・愛着の大きさ、だもんね。他人には理解できないの・・かも知れない、というよりも、理解できなくて当然なのかも、知れないね。」

「“自分の気持ちなんて理解してもらえない”、と・・語ることを、無意識に避けてしまう、のかも知れないね。 失って、心が傷ついているから、これ以上傷つきたくないし、、理解してもらえなかったら、寄り添ってもらえなかったら、心は二次・三次被害を受けてしまうからね。」

体験

「空歩は、誰かに話をした?」

「えっ・・・、私の場合は、声を掛けられて話し始めると、なぜか、相手の話を聞く流れになって、相手の愚痴を聞きながら 『私はあなたとは違う、なぜ、私の気持ちが分かる、というの』なんて、心の中で怒りと共に反発している。」(笑)

「なに、それ、笑っちゃうんだけど・・ケタケタ」

「でしょ、笑えるでしょ、マジで自分に嫌気を指したもん、中でも『離婚しようと思っていたのに、出来なくなった』って、何度も言われた・・こと、かな。その度に『あなたの息子は生きているじゃない』なんて心で大泣き、この時期は自分を支えるのに精一杯なのに・・酷いでしょ」

「誰に?・・・まさか・・ぁ、事故の相手だったりして」
「あたり(笑)いい加減イヤになって、弁護士さんを頼んだ。」おそ あは

「他にも、何かイヤなことを言われた? この際だから言ってミー」
「並べてみようか、いっぱいあるよ。」(^▽^)

被害者を作り上げてしまった時点で、加害者も被害者も家族を巻き込んで人生が変わる

突然・・失ってしまったら(実話)

「突然、大切なものを失ってしまったら・・、まず、どうしたい?」
「私は、“語り合いたい”、と思ったよ。息子を知っている人と・・」
「語り合いたい・・?」

「うん、その時に思い出したのは、高校時代、17歳の時に同級生がバイク事故で他界したの」
「バイク事故? 同じじゃん・・・ショックだね」うん
「彼は女子にも大人気、顔も頭もよくて、他校の女子高生までも・・参列していたの」
「もてるね~ぇ、」
「そうなの、私なんかラブレターを預かった事もあったよ」笑

「参列しているときに、同級生の男子から『今日、残ってくれないか』って言われて」
「なんか、悪いことでもしたんでしょ」
「うん、そうなの、じゃなくて」笑

「彼(他界した男子)のお母さんが、『学校での様子を知りたい』と『親が知らない息子の話を、何でもいいから聞きたい・・』と、 私は、小・中・高校まで同じ学校だったから、彼の思い出は、たくさん、あったんだ、」

「空歩のことだから、喋りまくったでしょ」
「そうなの、(笑)でも、私1人じゃないよ、(フム フム)
男子3人、女子3人が残って、彼の家で、彼の話で、笑ったり、泣いたり、・・だったなぁ。まぁ、一番、話していたのは、やっぱり、私・・かも・・です、」うん うん

「そうか・・、お母さん、喜んだんじゃない・・」
「うん・・、たくさん笑顔をもらった、泣き顔に笑顔が・・、そして『ありがとう』って」
「良かったじゃない、・・・あれ、どうした?」

「家に帰ってさ、1人になったら、涙が止まらなくて・・・泣き続けたなぁ、何日も・・」
「だよね・・・」
「気持ちが落ち着くと、“お葬式の夜に、あんなに笑って騒ぎまくって良かったのだろうか”
なんて、当時の出来事を思いだしては・・・考えていた・・」
「・・で、答えは・・見つかった?」

「そうね、息子が死んだ時に『あの時、あれで、良かったんだ』って・・・思えたょ。
この時まで、彼の親や家族に対して罪悪感があって・・不安だったんだ、やっと消えた」

「そっか、良かったね。」うん

教訓 no.1

思い出を独り占めせず、語り合い、耳を傾ける、みんなと分け合う。
楽しい思い出は何倍にも膨れあがり、きっと、悲しい思い出を包み込んでくれる。

■ Copyright © 2018 慢性ショック・相談室 youalive.com all rights reserved ■