能面の顔って心の闇を物語っている、と思う『マインド・コントロール』とは、自分の心をなくすこと。大切にして欲しい自分を。

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■ ⑤マインド・コントロール/逃げられない8つの理由

“マインド・コントロール” という言葉は、
       “オウム真理教の事件” で多くの方が知った言葉だと思います。

  『外部との接触を遮断し、同じメッセージを繰り返す』ことによって、
  『強者と弱者』『支配者と被支配者』の関係を築いた。・・・オウム真理教。

※この流れを無意識に行っている場所が・・『家庭内』や『施設内』だったら、
    正に、“外部との接触を遮断” できるし、
                “同じメッセージを繰り返す”・・事もできる。

   そして、“同じメッセージ”が・・・もしも『暴力』だったら、
             強者(支配者)と弱者(被支配者)が出来上がってしまう。

          ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

例えば、家庭内で男性が「お前がこう言ったから、俺は殴るんだ」
       「あんなことを言わなければ、俺は殴らないのに」と、言う言葉は、

弱者の妻に責任を負わせて強者(支配者)、弱者(被支配者)の関係』を築いている。
恐怖に支配された妻は「夫とは当然そういうことをするものだ」と思い込んでしまう。

       弱者は、“一種の催眠状態” に陥ってしまうのです。

   第三者が介入できない場所にて行われるこの流れは、もしかして・・・
   縦社会が根強い会社や組織などでも・・・多い・・・かも知れませんね。

これは「ストックホルム・シンドローム」という、中国の強制収容所で研究された方法。
  支配者から支配される人を、“マインド・コントロール” しているのです。

マインド・コントロールされた(支配された)人たちは、
  支配者と同じ考えを持ってしまったり、支配者を保護するようになったりする。

これは一種の催眠状態。今まで生きてきた普通の人間関係というものから、
           外れたところで、“ぼうっ”と、して 生きるようになる。

          ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

※ヒドイDVに遭っている人やカルトに入っている人たち
  つまり、知らぬ間に・・マインド・コントロールされた人たちの表情は、
  険しい顔なのに表情がなく、感情の起伏もない、能面みたいな顔になってしまう。

能面みたいな顔

能面みたいな顔とは、“自分の意思が消えてしまう”事・・じゃないかと思います。

どんな時に・・能面のような顔になってしまうのか・・・?
         振り返ってみると、2パターンがあるように思います。

・1つには、恐怖によって、心や意思を奪われてしまった時。
 つまり、恐怖から自分を護るために、考える事を止めて、従う道を選んでしまう。

 そして、恐怖が繰り返される事(強者)によって、
 支配されてしまった者(弱者)は・・・逃げ出すという行為すら考えられなくなる。

     ※表情は『心が語る言葉』だと思う。失いたくないですね※

・もう一つ、には大切なものを失ってしまったときに・・・起こる。
 力のマインド・コントロールではなく、失った事への恐怖から・・能面になる。

能面体験談/実話

私は・・、能面になったことがあります。しかも2つともです。

一つ目の恐怖を味わった出来事は、
暴力(抑圧)を振るう家庭で暮らしていたときです、まるで息を吸う事も声を出す事も、許されない、と思えた環境だった。 当時6歳(小一)の私が許された場所は、押し入れの中、しかも1/4のスペースのみ、食事以外の時間はこの押し入れの中か庭のみだった。

ここは祖母の家、親の自殺により居場所を失った私は強制的にここで暮らす事になった。
そんな祖母は、私を目にする度に収まらない怒りを何度も爆発させた。

「なんで、お前はここに居る、この世に居るはずのないお前が、なんで、ここに居る。
消えろ、早く消えろ、死ね! 早く死ね!」と、心の芯から湧き出る怒りを飛ばした。

この環境の中で暮らすためには、邪魔な自分の感情を捨て相手の出方(考え)を伺う、
          感情を捨てれば、極自然に表情も消える。

子供の頃に学んだ、暴力という恐怖は、なぜか・・・大人になっても続いた。
子供の頃は、逃げることなど考えられず、ただ息を殺し気配を消すことに集中した。

でも、大人になると『怒らせないように・・』と、無意識に相手の顔色を伺っていた。
そんな自分に気づいたとき『もう子供じゃない、逃げることが出来る』と・・・、
まず、自分自身への声掛けを続けて、心に宿った学び(意識)を変える事から始めた。

        そして・・・逃げるチャンスを見極めて、家を飛び出した。

※自分の心に住み着いた学びは、意識しなければ修正できない。
 一度、暴力という恐怖を体験してしまうと・・・身体は勝手に萎縮する。

もう一つの能面体験は『喪失』です。
『自分よりも先に死ぬはずが無い』と、信じていた子供の死を見つめたときだった。

自分でも驚くほどに変化していた。また『時は残酷・・』と、感じた日々を送った。
大切な子供を失って、時を止めているのは・・自分だけ・・だったのです。

社会は、世の中は、何も変わらない。
だから、過去を見つめる、考えることなど、許されない・・と感じた。

“泣いてばかりいるのはダメ”、“死んだ子供の話をしてもダメ”、と、何度も自分に言い聞かせた。 でも、でも、本当は、いつまでも、いつまでも、話し続けたかった。

自ら心を封印すると・・、残された手段は自分を責め続けることだった。

『なぜ、自分だけが生きている』『あのとき死んでいれば・・、私が生きているから・・
みんなが死んでしまう』『なんで、私だけが生きている、死にたい、死にたい』・・と、

この世に生まれてきた事、今も生き続けている事、毎日、毎日、後悔し続けた。
全ての出来事は自分に責任がある、と、責め続けて、自分の価値観を完全に消失させた。

そんなあるとき、鏡を覗き込んだ自分のに「あなたは誰?」と、問いかけていた。
鏡に映る顔は、『自分が知っている自分の顔とは、全くの別人』だったからです。

その顔は、能面の仮面を付けた白髪の老人。
この顔が自分だと認めるまでに、数十分掛かったことを、今でも覚えています。(^▽^)

   『能面の顔って、心の闇を物語っている』のかも知れませんね。

気をつけましょう、『自分を見失わないように・・・』。
         『マインド・コントロールされないように・・・』 ねっ。

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